ミニマリストになろうと思ったきっかけ

ミニマリスト

私はミニマリストを知りませんでした。

以前は至って普通の暮らしをしていました。

学校を卒業し、働き出してお金を手に入れ、なんでも買える状況になると、欲しい物は片っ端から買い漁るようになりました。
買うことは別に悪いことではないのですが、そうなると問題が出てきます。
今まで物がなかった部屋に物が溢れかえってしまい、物を探すストレスが溜まるようになりました。そんなイライラする日々に違和感を感じず、いよいよ実家を離れ、結婚することになりました。
新居に引越しをする際、引越し代金を浮かせるために自家用車で荷物を運んでいたのですが、往復1時間かかる場所を何と5往復しました。往復の間に感じたのですが、なんでこんなに荷物があるんだ?と軽く自分を恨んだのを今でも覚えています。
業者に頼めば1往復で済んだかもしれませんが、頼まなかったからこそ荷物の多さに気づくことができたようなものだと思います。
それからは物を少しだけ減らして暮らしていたのですが、コロナ化の最中ここで佐々木典士さんの「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」という本に出会い、初めて断捨離やミニマリストという言葉を覚えました。

それからというもの、ミニマリストに憧れるようになり、家の中の物を使っている物、1年以上使っていない物、たまにしか使わない物に分け、メルカリで売ったり、友人にあげたり、ブックオフに持って行ったりして少しずつ物を減らしていきました。
そして、現在ではスーツケースに収まる分だけの荷物だけで生活していけるようになりました。
今、私だけが引越ししたとして引越し業者も不要で1回の運搬で済んでしまうくらい物はありません。
物があれば便利になって、不自由のない生活が送れると思ってましたが、結果は逆で物が少ない方が自由にストレスフリーで暮らせていけることに幸せを感じています。

足るを知ってこそ充実した毎日を送れることができています。

 

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